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初めての ”一人で運転” in France

だんなが風邪を引いた。 先週の私の風邪がうつったもよう。 で、同僚に仕事を替わってもらい、昨日はだんな、一日うちにいた。 食べ物も底をつき始め、そろそろ買い物に行かなくてはいけない。 病人に、栄養のあるものを食べさせなければいけない。 ということで、私は、勇気を出して、一人で車を運転して、スーパーに買い物に行くことに。 今まで、運転は、だんなを助手席に乗せての運転しか経験ありません。 一人では、とっても怖くて。 マニュアル車、左ハンドル、右側通行、信号なしのロータリーあり。 あー、やだー、こわいー、はー、きんちょー、 行きたいけど行きたくない、というのが本音。 でも、結局、行ってきましたよ。 怖かったー。 マニュアル車ってね、2速で35km/時 ぐらいで走ると、突然、グウォンってスピードを上げてくるのね。迷惑なの。 言いたいことわかるかしら?わかんないわよねー。 普通、マニュアル車なんて乗んないもんねー、21世紀。 わたしはオートマ車にもあまり乗んなかったけど。 スーパーに無事に着いたは良いけど、降りると、恐怖と安堵で全身がくがく。 本当に足ががくがくしてた。 これは、ペダルが遠いせいもあるけど。(ってか、私の足が短いの。) いすを一番前にしても、クラッチを踏み込むとかかとが浮いちゃって、ふくらはぎの筋力だけでペダルを支えてるから、結構疲れるのよね。 そんなわけで、買い物を終え、勇気を出して帰ることに。 え? 鍵が回らない! 何度試しても、びくともしない。 さっそく家へ電話。 携帯持っててよかった。 鍵が回らないのは、ハンドルが元の位置に戻ってないため、らしい。 trop exigente, cette voiture... そんなことで鍵が回らなくなるなんてーーーー!  その後、ちゃんとエンジンかかりました。 で、帰り道。 予想通り、大渋滞。 仕事帰り&学校帰りで、車は数珠繋ぎ。 ちなみに、我が家は坂道の途中にあります。 ということは、坂道発進を駆使しないと家に帰れません。 坂道発進、練習しといてよかったー。 というより、これが出来ないと、コルシカでは運転できません。。。 多分、うちに帰るまで、20~30回は坂道発進しました。 左足、つりそうでした。クラッチ踏み続けて。 無事、家に帰れました。 よかった。 家に帰ってから、しばらくは放心状態でした。

とりだめた写真 猫編 Ⅱ

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 ねこちゃん、気持ちよくお昼寝中。  そこにわんこがやって来て、   フーーーーッ!  わんこはすがすがしく去っていく。                                                           わたしのお美足を見て

とりだめた写真 猫編 Ⅰ

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 コルシカ島北部のCap Corseの西岸の   Centuri チェントゥーリ という小さな港町でとりました。    猫って、振り返ったり、片目で見たりするの、好きですよね。

とりだめた写真 魚編 Ⅱ

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上から順番に、 ハゼ、Corbe (日本語ではなんていうかわかりません)、ベラ。 ハゼ、巨大です。こんなハゼ、見たこと無い。。。 から揚げにて。ほくほくしておいしいですね。 Corbe、おいしいです。白身の淡白な味。 から揚げにて。 ベラ、うーん、調理してるうちに、食欲が減退する魚なんです。 骨が硬くて、ぬるぬるしてて、案外トロピカルな色で。 ベラにも種類があって、この種類は一つ星なだけに、あんまり。。。 こんなに釣ったこともありました。 ハゼ、カサゴ、ヒメジ、ボラ、ベラ。 岩場系の魚は、ブイヤベースにして食べました。 おいしかったー! 残ったスープで自家製の生パスタをゆでて食べたら、本当においしかったー! ブイヤベース、また作りたいです。 それにはもう少し魚が必要。。。 この大きい魚、ハタです。 かわいいでしょ。 本当は獲っちゃいけない魚なんです。 だんな、なんだかわからず銃を打ってしまい、釣れた魚がこのハタ。すっごくおいしいとうわさの魚。 だんな、こっそり持って帰ってきました。 「すしが食べたいなぁ。みんなに、しょっちゅうすし食べてるんでしょって言われるけど、そんなに食べてないよね。久しぶりに食べたいなー。せっかくのハタだし。」 といわれ、しょうがなく速攻ですしを作ることに。 大変だったー、切り身にするの! 骨が結構硬くて、なかなか切れない。それでも何とか作りました。ついでに頭と尻尾で澄まし汁も。 刺身、すしとして食べたのは、半分。 翌日、残りの半身は、ワイン塩コショウをふりかけ、オーブンでグリル。 おいしかったー。 やっぱり素材が良いと、何でもおいしいのね。

とりだめた写真 魚編 Ⅰ

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素潜りで獲った魚の写真。 獲るのはほとんどだんなですけど。 Denti という、コルシカですごくおいしいといわれる3星魚。 塩を振ってオーブンでグリルにして食べた。 すごーくおいしかった。白身の鯛のような感じ。 また食べたーーーーーーーい! Rascasse という カサゴの一種の魚。 から揚げにしたり、グリルしたり、とってもおいしい魚。 でも、背びれがハリセンボンのようにとんがっていて、骨がとても硬いので、調理には注意が必要。 私はそのまま揚げるかグリルします。 Dorade Royale ロイヤル鯛?  これも、コルシカで評判のいい三ツ星鯛。 簡単おいしいグリルに。 後ろの小さい魚はベラ。私が取りました。。。 魚って、遠くにいると大きく見えるんです。マスクのせいで。 近くに寄せれば寄せるほど、どんどん小さくなる。。。 こんなに小さいってわかってたら、獲りませんよ。

最近はじめた新しいこと

最近、新しいことをぼちぼち始めている。 - マニュアル車の運転のための教習所通い - カポエラ (ダンスのようなブラジルの武道) - パン作り (手ごねです) - 素潜り漁 (あんまり魚取れないけど) 運転は、すごーく怖い。きっと、周りの車に乗ってる人たちはもっと怖いんだろうけど。 日本で取ったオートマ免許は、フランスで書き換えることができたけど、 マニュアルの車が運転できないので、教習所通いをすることに。 以前、何度かだんなの車を運転してみるも、車を壊しかけたりして、 結局教習所に通ったほうが良い、ということになった。 自分の運転も怖いけど、ここ、コルシカの人たちの運転は、もっと怖い。 一時停止で止まらなかったり、優先順位を破って突進したり、 車間距離はほとんどなく、後ろにぴったりくっついて運転したり、 街中での二重駐車はあたりまえ(トラックまで)。 おかげで、街中では、一車線を両側の車が交互に走る。 コルシカ人は、みんな、 sauvage 野性的。 自分たちで交通ルールを作っちゃってます。 なので、たとえあっちの車が一時停止があって、わたしに優先権があっても、 こっちが猛烈なスピードで走り去るそぶりを見せないと、 あっちの車は一時停止を無視して、何が何でも私の前を行こうとする、 そんなことが日常的に起こっている。 はっきりいって、ここでは、交通法どおりに運転していては、事故にあいます。 しかも、まだマニュアル車の運転に慣れてない私は、発進するときに、 1~2mは後ろに下がります。 でも、みんな車間距離なくぴったりと後ろにくっついて止まっているから、 発進するたびに後ろの車にぶつけないか心配。 なんでフランスにオートマ車がないのか、すごーく不満。 オートマ車ですら、事故を起こさずに運転するって、すごく難しい、と思ってるのに。 とりあえず、事故を起こさないように、最大限の努力をします。 続いて、カポエラ。 アクロバチックな技が炸裂するカポエラ、かっこいい、と思い、挑戦したくなりました。 だんながテコンドーを始める、ということで、私はそれに対抗して、カポエラを。 うーん、むずかしー。筋肉と、バランス力と、柔軟性を必要とし、まだまだたいしたことができません。 でも、いずれあんなこと出来る用になればいいなー、とみんなの芸に見とれてます。 ここで、友人の”ねえさん”に一言。

コルシカ 泳ぎざんまい

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ブルターニュから帰ってきてから、私の生活は泳ぎざんまいとなりました。 というのも、ブルターニュで、ウェットスーツ、マスク、チューバ、足ひれと、 素潜り用品一式を買い込んできたからです。 ここコルシカの海の水温は、ブルターニュの海に比べて5度くらいは高いはず。 長時間泳いでいられます。 そうそう、私は去年まで海で泳ぐことはできなかったのに、 今年ちょっと泳げるようになったかと思うと、すごい勢いで上達。(自慢です) 足のつかないところでも平気で泳げるようになりました。 それもこれも、マスクとチューバと、穏やかで温かく美しいコルシカの海のおかげ。 そんなコルシカの海、また、美しくて泳ぎやすくて、しかも魚がたくさんいるところを 発見しました。↓ l'Ostriconi ロストリコーニ バスティアから車で約1時間のところにある、ロストリコーニというビーチ。 すごくきれいで、岩場もあり、小さな魚がたくさん! 水中カメラで、写真をたくさん取りました。 早く現像しなくっちゃ。

ひきつづき ブルターニュの写真

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Concarneau コンカルノ ブルターニュの南西部に位置する、結構大きめな町。サン・マロのような城砦の街です。 ブルターニュ名物のクレープを食べてきました。 Quimper キャンペール だんなの実家のあるフィニステール県の県庁所在地。 レンヌの町並みと似た、木枠の家が並ぶ、かわいい町並みです。 やっぱり、ブルターニュの家って、かわいい。 ここで、ハープ&木製フルートのストリートミュージシャンコンビを発見。 ハープファンで、フルート好きの私のために音楽を奏でてくれています。 すてきーーーーー ブルターニュって、やっぱり素敵。

ブルターニュの写真

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おくればせながら、ブルターニュでのバカンスの写真を載せます。 今回は、海水浴、海釣り、コンサート、観光など、充実したバカンスを過ごしてきました。 だんなの街、Locronan ロックロノン という、聖人Ronanの街に行ってきました。   ここは、中世の町並みが残る小さなかわいらしい街で、映画の撮影にもよく使われるそうです。 ブルターニュのこんな小さな町に、たーくさんの観光客がいて、びっくり。 お土産屋さんや、クイニーアマン屋さんもたくさんあって、本物の観光地です。 お次は 画家の街として有名な PontAven ポンタベン   ゴーギャンが長く滞在したことで有名。ビスケットも有名。 実はここのビスケット、フランス各地のスーパーで売ってます。多分コルシカでも。その上、裏を見ると、日本語の表記もあります。輸入してるみたいね。ちょっとがっかり。 たくさんのギャラリーがあるけど、お昼時で閉まってました。ドアの外から鑑賞、で済ませました。

コルシカって、すてき

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先週から、だんなのお兄ちゃんと妹が遊びに来ている。 そんなわけで、すっかり私たちも観光客。 先週土曜日には、Asco アスコ という、町の近くのハイキングコース&川泳ぎに行ってきた。 結構きついハイキングコースを歩き、あつーくなって、汗だくになったあと、川で泳ぐ。 すごーく快適。 写真は5月に行ったときのものだけど、ここの川で泳いできた。 そして昨日、日曜日は、かの有名な Saleccia サレッチア ビーチで泳いできた。 このビーチには、徒歩か、船か、四輪駆動車でしかいけない。 私たちは、船で隣のビーチ、Lodo ロドビーチまで行き、その後 徒歩で Salecciaまで行った。 もう、素敵。 Lodo も Saleccia も、白砂のビーチで、波打ち際には細かな赤珊瑚が砂に混ざってゆれている。 後ろは山で、前は白い砂浜。 カメラを持っていかなかったので、借り物の写真。  Crédit photo : JC ATTARD コルシカは夢のビーチがたくさん。 ほかのビーチも見てみたい人は、こちらのページをどうぞ。 Plages de Rêve  (夢のビーチ) たくさん歩いて、たくさん泳いで、満喫。 人生で初めて、海で泳ぐ、ということを満喫している今日この頃。 足のつかないところでも、まあまあ泳げるようになりました。 でも一番のお気に入りは、なんといってもマスクとチューバ。 昨日からは、潜る練習も始めました。 そのうち、わたしも魚を獲ってやろう!と、野心に燃えています。 おぼれないようにがんばります。

バスティアに帰ってきました

3週間の日本滞在を満喫して、バスティアに戻ってきました。 買い物三昧&図書館通いのあっという間の3週間でした。 会ってくれた皆さん、どうもありがとう。また次回もよろしくね。 それに今回会えなかった皆さん、次回は会いましょうね。 帰ってきてからは、日本で買ってきたものをフル活用。 なかでもせいろは、毎日登場。簡単おいしい。 毎回日本に帰るたび、買うか買わないか悩んでいたものですが、買って正解。 (中華街まで行って買わなかったのに、結局思い直して、合羽橋まで買いにいきました。) さて、来週はだんなのお兄ちゃんと妹がやってきます。 その後、ブルターニュのだんなの実家に里帰り。 私のバカンスは一年中続くのであります。。。 ま、でも、今年はいろんなことができそうで、楽しみ。 日本語の授業や書道の授業をしたり、テコンドーや杖道(日本の武道です)を習う予定もあります。 自分の書道の腕も上げたいです。 それにしても、人生、何が起こるかわかんないもんですね。 いろんな人とのかかわりの中で、いろんなことが始まっていきます。 偶然なんだか必然なんだか。 人生って面白い。 とりあえず、ただいま の報告でした。

もうすぐ日本!

もうすぐ日本へ一時帰国。楽しみ。 でも、やることがいっぱいだわ。 こちらコルシカで、いくつかのプロジェクトがあるので、その準備をしなきゃいけない。 日本語&日本文化の授業の準備。 書道の授業の準備。 日本語&日本文化の授業は、生徒(大人)に日本語を教えると同時に、日本文化も教えようと思っている。 日本語の授業だけだと、難しすぎて、みんな簡単に挫折しちゃうから。 文化だけでもいいんだけど、すでに日本語を習いたいって言う人に会っているので、日本語を織り込まないわけにもいかない。 なので、語学的には、基本文法&旅行会話&日本語とフランス語の違いを教えようと思う。 文化的には、日本の思想&宗教とか、簡単な歴史とか、武道&書道&茶道なんかの関係だとか、すしの話とか、浮世絵とか、映画とか、とりあえずこっちの人が興味を持ちそうな話をする予定。 なんだか、膨大な量の資料を読まないといけなさそう。Bastiaにも日本の図書館があればいいのにーーー! とりあえず、なんとかするわ。 それから、書道の授業は、書道と禅などとの関係も勉強しないといけない。 教えることができそうな施設は、テクニックだけじゃなく、その背景の禅的な精神論というか、書がもたらす集中力やなんだかも組み込んでほしいということ。筆禅道って感じかな。 なんでもそこは、社会福祉施設なので、社会的困難のある人が自分に自信を持つことができるような、そんな活動を求めているらしい。 そんなこと知らずに、人に勧められるまま書道の活動を提案しにいった私。 ま、でも、そういうほうが私にも向いてるかも。だって私の書道の技術なんて、たいしたことないから。 小学校のときに書道教室で習ってただけ。先生の名前は鶴先生。高校でも選択授業授業で取ってたけど。   ま、いずれにせよ私の腕を上げないといけないのは確かだわ。 ほかにもうまくいけば後2箇所で教える予定。 いつも教えることが決まってから、勉強を開始する私。 なんだか遠藤周作氏の話を思い出したわ。 彼は家庭教師でフランス語を教えてたんだけど、授業直前に必死で勉強して教えてたんだって。 人間、追い詰められないと何もできないものよね。 ま、それでも、 Zen, soyons zen, ゼン、ソワイヨン ゼン ってかんじかしら。 これは Zazie って歌手のうたの歌詞の一部。 落ち着いて、心を穏やか

美しい!

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Plage de Santa Giulia  サンタ ジュリア ビーチ Plage de Rondinara  ロンディナーラ ビーチ 週末に、コルシカ島南部のポルトベッキオ Porto Vecchio というところに行ってきました。 その町の近くには" plages de reves  夢のビーチ " が たくさんあるんです。 以前行った Palombaggia パロンバッジアもとってもきれいだったけど、今回行った Santa Giulia と Rondinara ロンディナーラ  も、口が開いてしまうくらいきれいです。 なんだか、太平洋に浮かぶ南の島に来たよう。 すーてーきーーー! きーれーーーー! ほんとに、その名のとおり、夢のビーチ。 この辺は、小さな湾になってるところがたくさんあって、湾になって囲われてるから、波も穏やかで海底もなだらか。だから私も泳ぎに挑戦しました。 浅いから、こわくない。波もそんなに高くないから、こわくない。マスクとチューバをつけて、さらに泳ぎました。小さな魚がいっぱい!岩の周りには、少し大きな魚まで! ビーチに魚がいるなんて、昔は想像できなかった。生まれてただ一度、グアムの海でシュノーケリングをした時に黄色とか赤とか青の <'><  魚を見ただけで、日本とかフランスの海の浜辺に <')))))>< 魚がいるなんて、 1年くらい前まで知らなかった。だって、ビーチでマスクつけて海水の中を見たことなかったんだもん!水の外から見ただけじゃ、見えないんだもん! 歳をとるってすてき。勉強になるわ。 ま、でも、見えた <'>< 魚は、小さな鯛とか、あとは名前は知らないけど、みんな結構地味な色の魚。ビーチは南国風だけど、さすがに熱帯魚のようなカラフルな魚にはお目にかかりません。 そして、日曜日に行った Rondinara ビーチには、なんと牛がいました。15頭くらい。 生まれて始めて、ビーチで牛を見ました。仔牛もいて、とってもかわいかった。 今回の旅の目的は、ビーチのほかにもうひとつありました。ポルトベッキオに住む、" コルシカへヨメに行く女 "こと、ありさちゃんに会いに行くことでした。コルシカ人のだんなさんとの素敵なカップル。い

ヒキガエルになった日

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昨日は、休日でした。(キリスト昇天日) ということで、私たちはまた、海へ。 そこで、だんなのウエットスーツを着て、海の探検へ行くことにしました。 ウエットスーツを着ていれば、ぷかぷか浮いていられて、あったかい。そして魚が見れる! 泳ぎの苦手な私には、言う事なしです。   着てみたら、ヒキガエルになってしまいました。 ま、見た目はどうでもいいんです。海の中きれいだったから。 マスクとチューバ(こう呼ぶんだっけ?)でぷかぷか浮きながら、海の中をみました。 小さな鯛とか、名前はわからないけど魚がいっぱい! でも今日はくらげもたくさんいて、手を刺されました。 ちくしょー だんな、昨日も魚が獲れませんでした。 水中銃の矢の先が曲がってしまい、丸くなってしまったためです。 (確かに曲がって丸くなっています。いちおう Ronan を擁護しておきます。) すぐ近くで水中銃を打ってみたけど、刺さんなかったそうです。 今日、仕事のあと、矢を買いに行き、もぐりに行くと、はりきっています。 なんでも、海の中でありえないことが起こっているというのです。 クラゲがたくさんいるせいで、魚がクラゲを食べるのに夢中になっていて、近くまで気づかれずに忍び寄れるらしいんです。 だから、新しい矢に変えれば、ぜったいに獲れる、というのです。 ちなみに、アジもたくさんいたそうです。 アジのたたき、食べたいなー。 今日こそ、新鮮な <')))))>< が食べれるのかな? <')))))>< : 顔文字(?)の魚 最近のお気に入りです。みんなも使ってね。

好きなことのための 嫌いなこと

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Saint Florent の写真 好きなことをするために、嫌いなことをしなくてはならないときがある。 たとえば、お菓子作り。 結構お菓子を作るのは好きだけど、材料を量るのは嫌い。 クッキーとか、一つ一つ形を作るのは嫌い。 ケーキとか、デコレーションをするのは嫌い。 料理でも、パスタを自分でこねて作るのは好きだけど、薄くのばして切るのは嫌い。 フランスに住むのは好きだけど、滞在許可証のために、朝早くから県庁の前に並ぶのは嫌い。 Marina di Canelli に行くのは好きだけど、そのための山道は、景色は好きだけど、途中の村も好きだけど、車酔いするのは嫌い。 ちくちく手縫いやデザインを考えるのは好きだけど、縫い始めるまでの、布の長さを測ったり折ったりアイロンかけたりするのは嫌い。 なんだか嫌いなことが多いけど、その嫌いなことを乗り越えてまでもしたい(大げさ)、好きなことがある。これがまた、たくさんある。 このちょっとの嫌いなことたちのおかげで、好きなことをしたときに、ちっとも嫌いなことのない好きなことをしたときよりも、感動するのかもしれない、なんて思ってしまった。ちょっと今日は哲学者風。 ということは、より大きな感動を得るためには、より多くのちょっと嫌いなことをしなくてはいけない、ということか。山登りも、途中つらいから、上ったときの達成感があるんだよね。充実感というか。 ということは、充実感は嫌いなことをすることでやってくるのか。(ちょっと短絡・自虐的) じゃ、ちょっと嫌いなことをしよう。 昼ごはんの準備。もうすぐだんなが帰ってくる。野菜切らなきゃ。 <')))))><  魚です。意味もなく。

Macinaggio にて 初海水浴!

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今日はMacinaggio マチナッジョ にいってきました。 ずっと前から行きたいと思っていたところ。 ここはコルシカ島の北にあるCap Corse の最東北、つまり、 コルシカ島の最東北の町。 岬のてっぺんへは Macinaggio から丘の道を徒歩です。 Macinaggio と Centuri を結ぶ Sentier de Douanier という道をたどっていきます。 この道は、全部制覇しようとすると、片道で丸一日かかってしまう道のりなのですが、その道のはじめの部分だけ歩きました。 Cap Corse の本当の最北の地へは、車道はなく、徒歩でしかいけないんです。 その道の途中の二つ目の浜辺で、今年初の海水浴をしました。 水はちょっと冷たかったけど、凍えることもなく、海水浴。 とはいっても、波があったので、泳ぎだした直後、海水を飲んでしまいました。 しょっぱかった。。。地中海の水は大西洋よりもしょっぱいらしいんです。 水は透明で、とてもきれいでした。ちょっと昼寝をし、また歩いて次の浜辺を目指しました。 その途中、自然保護地区になっている島の横を通り過ぎました。3月から8月の間は、その島に行っちゃいけないんだそうです。何でも、その地区にしか存在しない希少なトカゲがいるためだそうです。 そして、プライベート入り江を発見しました。目の前にジェノバ統治時代の塔が見え、ちょうど二人用サイズの入り江です。夕暮れ時で、なんとも贅沢なひと時でした。 今日はとっても暑く、すっかり日に焼けてしまいました。 日々の日焼けのため、5月だというのにすっかり真っ黒です。 夕食は、うちに帰って、クレープ。 最近食べてないねー、という話をしていて、今日は私の誕生日、ということでクレープになりました。 ミュージックは、Mokhtar Samba。去年の誕生日に、物理博士の友達(博士の印象、変わりました)にもらったCDです。アフリカンで明るくって、暑い感じで、お気に入り。楽しい気分になりたい人におすすめ。

スローライフ・スローフード

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CapCorse 東部 の 海岸 コルシカでの生活は、スローライフ・スローフード。 とくに最近、「よい食事をする」ということに興味があります。 玄米を食べたり、栄養に気をつけたり、Bio 有機食品を買ってみたり。 お気に入りのお店に、”La Roulotte”というお店があります。 ここは有機食材店で、日本食の食材もおいてあったりします。 はじめは、「味噌を買う」という目的でこのお店に行きました。ある人に、ここに行けば日本食の食材が手に入る、と教えてもらったからです。 行って見ると、おもしろい。いろんな食材があり、しかもすべて有機です。 コーヒーとか、スパゲッティーとか、野菜とか、どれもこれも "わたし有機です" って感じで並んでいます。 そんな中に味噌とか豆腐とかひじきとか( izikiって書いてあったけど) ごま塩とか、くず粉とか、梅干のペーストとかがあります。どれも高い!けど有機だからね。 (ちなみに、ひじき買おうと思ったんですが、100g約1300円くらい、と異様に高く、その上よく見たら、お風呂用ということでやめました。もっと安かったら、お風呂用を食べているところでしたよ。危ない。) 日本食は健康にいい、というのはこちらでは定説で、日本食=ヘルシー=有機 といったところでしょうか。面白いのは、日本直輸入の"亀の子たわし" "漬物漬け器" "すりこぎ"なんかが置いてあるところです。日本の3倍ぐらいの値段で。こんなの買う人いるのかな? 健康にいいということで、最近我が家では玄米を食べているのですが、Geant という巨大スーパーでは、2種類しかなく、まあまあお高いんです。しかも一箱500gしか入ってない。精製しなくていいから安くて済むと思うんだけど、需要がないためか高いんです。 でも La Roulotte なら、種類も豊富。バスマティ米、カマルグ米、タイ米、普通の長い米、普通の丸い米(日本米に近い米)、そしてそれぞれに、完全な全粒と半精米の種類があるんです。一袋1kg。なんとその上、Geant より安く、有機栽培! C'est pas possible! そんなばかな!ということで、買っちゃいました。米4kg。それから全粒粉スパゲッティー 1.5kg。 すっかり comp

必殺 日本語勉強法

私は借りてきた猫のプリュネルちゃんに、日本語で話しかけている。 Ronanが自然に日本語を覚えられると思ったからだ。 ねこに話しかけることなんて、ボキャブラリーは多くないし、状況もはっきりしてるから、彼も順調に日本語を覚えてきた。そうそう、彼もプリュネルに日本語で話しかけている。 「かわいいねー。たべしたい(食べたい)のー。びくり(びっくり)したねー。ごくらくごくらく。だめ!やだねー。おなかがすいた?」 彼はわたしが話すように、日本語を話す。この口調で日本人と話されたら恥ずかしいけど、まぁいい。Mieux que rien. 無いよりまし。 彼が日本語で話すのを聞いてると、結構面白い。 私がフランス語で話すときも、きっと面白いんだろうなぁ。

a la peche! いざ漁へ!

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今日も海へ行ってきた。 今日は marina di Canelli という、Cap Corseの西側の小さな小さな船着場のある海岸に行った。 (実は昨日も同じ場所に行って来た。お昼ごろについて1-2時間遊んだ後、持ってきたはずのお昼ご飯がないことに気づき、お金も持っていなかったので、帰る羽目になった。) ここはRonanのお気に入りの場所。なぜなら、素潜り漁ができるから。 コルシカでは、自然保護区が多くて、好き勝手には漁ができない。もし見つかると、多額な罰金。 でも marina di Canelli なら漁ができる。 しかもうちから近いCap Corseの東側より、西側のほうが魚が多い。ということで、お気に入り。 うちから山道を約40Km、1時間弱の場所。車に弱い私にはちょっとつらいけど。 私は磯で、えび狩り。そのために網を買ってもらったのだ! 岩場に潜んでいるえびをこの網でひょひょいと捕らえる。 とはいっても、そんなに簡単ではない。相手も捕まりたくはないからね。 というわけで、作戦が必要。海については何でも知ってるRonanくん。 「そこら辺の貝を砕いて、えびのいる水溜りに入れるとえびが食べに来るから、そこを捕まえるといいよ。食べてるときは、えびの警戒心も減るからね。」 ということで、実践。 みんな寄ってくるー!とはいっても、やってくるのはえびだけじゃなく、小さな魚(ハゼ)とか、ミクロサイズの稚魚とか、ヤドカリとか。でもいまいち反応がスローなので、今度はそこら辺からうにを獲って、くだいて水たまりに放り投げてみた。するとすごい勢いで魚たちが食べにやってきた。魚もうにが好きなんだ、と感心しつつ、ついつい魚を捕獲。きれいなハゼ。ちょっとの間観察。 その後、釣りに挑戦。Ronanが海に潜っていたので、一人で。貝を拾って、つぶし、身を釣り針につけ、投げる。二度目に投げたところで、だんな海から顔を出し、こちらにやってくる。釣り糸を手に取り、沖に向かい泳ぎ、糸巻きをロックしていい、と合図をする。待機して数秒後、糸を巻くようにサインが。おっ、もう釣れたのか?手ごたえがある。つれた。釣れたのは、20cmほどの merou という魚。日本語ではハタというらしい。でもこの魚、保護されていて、規定の大きさに達していないので、放すことに。 この釣りの仕方、なかなかいい。なにせ魚のいると

うに a la plage!

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Lavasinaにて 昨日、海でうにを食べましたよ。 コルシカでは、うにを獲って、その場で食べるのはOKなんです。 なので、 Ronanが海に潜って、うにを獲って放り投げ、わたしが食べる。 といっても、そんなにたくさんは食べなかったけど。 彼はあまりうにが好きではなく、というか、子供のときの思い出だけで、以前、うにはクリーミーでおいしい、といったら、妹と一緒に、”うわー、クリーミーだって”って嫌がられた。 ま、それはさておき、うにを、こうやって割って食べるのは初めてだったので、黄色いところだけを食べるのに、一苦労。 緑色したじゃりじゃりする、”海藻を消化中”ってかんじの物体まで食べてしまった。多分これは、うにの排出物、なんて思うと、ちょっぴり意気消沈。次回までにうにの解剖学を学んで、おいしいところだけを簡単に食べれるようにしておきたい。 次回というのはたぶん明日かあさって。そのときにはどんぶりにご飯を入れて持っていく予定。 えびも獲るつもり。 遊んでばっかりだって、怒られそうだけど、そのとおりなんです。 いるか来るサバイバルな日に備えておきます。 みんな遊びにきてねー。けっこう遠いけど、うにはタダだよー。

ブルターニュな midi

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  我が家の借りてきた猫 プリュネルちゃん 本物はもっとかわいい midiとは、お昼という意味。 今日はだんなが通しで働いているので、ひとりで昼ごはん。 というわけで、きのうの残り物の手抜きご飯。 そのまえに、Far Breton ファールブルトン というお菓子を作った。 このお菓子は、そば粉を使ったブルターニュ地方の伝統菓子。 たまたまうちにあったそば粉とプルーンでできることから、作ろうと思い立った。 一口食べてみると、なんとも香ばしいそばの香りが。ここに”そばがいる”。 ただいまの音楽はAlan Stivell。  ブルターニュのハープ演奏者で、たくさんのブルターニュ音楽のCDを出している。 このひとのCDを聞いていると、ハープを弾きたくなる。(弾けるわけじゃないけど。) いつかブルターニュに定住したら、ハープを習ってやる!って思ってる。 ブルターニュの音楽を聞いてると、なんだか65歳ぐらいの定年間近の指のっごっつい漁師になった気がしてくる。 フランスに来てから、おじさん歌手が好きになった。それもこれもジョニーのおかげ。 ジョニー: Johnny Halliday 偉大なロック?歌手 実は今年の夏、Festival des vieilles charrues というのに行く。いろんな結構有名な歌手のやってくるブルターニュのコンサート。なんとそこにジョニーも来る!ということで、見に行きます。 生でジョニーが見れるなんて!生でジョニーの声が聞けるなんて!すてきーーー! なんて書いてたら、ジョニーの声が聞きたくなったわ。 Alan Stivell から ジョニーの新曲に変更。 "Le temps passe" 『時はすぎゆく』 Far Breton作ってみたい人のために、レシピ(フランス語だけど) Ingrédients (pour 6 personnes) : - 250 g de farine de sarrazin - 250 g de sucre - 1 litre de lait tiède - 6 oeufs - 20 pruneaux ou plus, dénoyautés - 1 bouchon de rhum Préparation : Mélanger oeufs, farine et sucre. Ajouter le la